内科のホリデイパーティに行ってきた。球場のVIPルームのようなところがパーティルームになっており、窓からは芝生と観客席が見渡せた。そこに食事とバーがあり、中央はダンスフロアになっていて正面にDJがいて音楽を流していた。
この日ばかりは皆いいことばかり言う、お互いをほめあって、近況を話し合う。いつも白衣姿しかみない仕事仲間がドレスやスーツを着ているのが新鮮だ。そして、後半からはダンスフロアで踊り続ける。私も少し参加した。
こちらにきて半年。ずっと「このままではいけない」「こんなことでよいのか」「もっとこうしなければ」と思いながら過ごしてきた。新しい環境に適応するのはいつでも大変で、それは私に限ったことではない。「これでいい」「大丈夫」と硬くしていた心と身体をほぐすのも大事と知る。
ときには小さな船にのって見渡す限り大海原のまんなかにいる気持ちになる。でも自分は自分だし、いまここで人々や地域とつながりながら生きている。つながっていないように思っても、実はつながっているのだ。はや半年。もう半年すれば、まただいぶん慣れるだろう。