三月も終わり。腎移植の6週間ローテーションが終わった休日にのんびりしている。移植の基礎が分かって、腎移植が好きになった。米国では腎移植フェローシップが腎臓内科フェローシップと別に組まれており、そこまでやりたい人は一年追加しなければならない。いっそ初めから腎移植ローテーションをもっと組み入れて三年間のプログラムにしておいてくれれば迷わなくてよいのにと思う。他にも集中治療とか、リサーチとか、はたまた緩和医療とか色々一年追加できるオプションがある。
あれもこれもチョコチョコ取って、資格の額ばっかり増えて、結局どうするのかと思う。もしやるなら、本業の腎臓内科・総合内科でどこかでスタッフとして働きながら生涯教育のように何年かおきに取るほうが、学んだことを活かす場がはっきりあって説得力のあるキャリアプランになるだろう。いい加減、2008年から2013年までの5年間(日本時代の下積みもいれれば2005年からの8年間)積み上げて来たことを以て、どこかでスタッフとして思う存分やってみたい気もする。