6/25/2008

外来

 Every cloud has a silver lining(曇り空でもその雲の端からは太陽の光が差しているように、上手く行かない時でも必ず好転の兆しがあるものだということ)、Out of the frying pan and into the fire(一難さってまた一難)など、表現をいろいろ学ぶのはよい。
 さて、午前中は内科外来を見学した。私はurgent careといって「今日は頭が痛い」「風邪を引いた」など予期せぬ新しい問題で来る飛び込みの患者さんを診るようだ。それと別に定期外来も金曜日の午後にあり、これはどの科をまわっていても継続して行われる。
 一週間前に出産したばかりの研修医の先生も働いていた。分娩のため1週間休んで、また働いているという。子供の写真を見せてもらったが可愛かった。多くても午前中に5-7人、重篤な患者さんはERに行くので、日本とは比べ物にならぬほどリラックスした雰囲気だった。
 なお患者さんには保険のない、または保険が十分でない(underinsured)人が多く、タダの薬をあげたり、福祉関係の書類(日本でいう生活保護のような)にサインをしたり(あるいはしなかったり)という仕事も多いようだった。
 ようやく来週には仕事が始まる。自分で考え行動して、上手く行ったり行かなかったりする。分からなければ聞き、調べ、わかることは伝える。そういう経験はワクワクする。じつは英語で診察しプレゼンしカルテを書くこと自体久しぶりだが、じきに慣れるだろう。