3/22/2008

政・官・財

 官公庁ではたらく先輩と話す機会があった。学生時代、いまの病院に見学にきた際に研修医をされていた。直接ついたわけでもないのに仲良くなった。たまたま札幌に来ており、みんなと飲み会をするというので入れてもらった。3年ぶりの再会でもお互い変わらず親しく思っておりうれしかった。入省してからは精神的にも肉体的にも最もきつい日々だったと彼は語った。
 感じたことは2つあった。一つ目は、世の中ほめられない仕事、感謝されない仕事のほうが多かろうということ。関係各所の調整をする仕事など特に、最大公約数の提案にしてもすべての方面から叩かれるらしい。扱う利権が大きいだけに怒号やヤジも日常茶飯事だという。じつは心のそこで「よくできたね、よしよし」とみんなから言われたいと思っている私など大アマちゃんもいいところだ。
 もう1つは、省庁でも地方自治体でも、とにかく組織のなかで目先の仕事をこなすので精一杯だということ。予算削減が景気後退のせいだろうが、いままでの滅茶苦茶で国が借金しているからだろうが関係ない。考えたところで変えることもできない。組織の都合、組織の論理で動く。だがあくまで正論を言いたいし、潰されぬようにも立ち回れる彼は省の良心となろう。いずれ出馬するだろうか。