さきほどメールとウェブ上で確認し、ピッツバーグの病院に決まった。アイオワでないのは少し残念でもあるが、あそこは外国人医師にとっては300倍の倍率で、面接に呼ばれるだけでも30倍であった。マッチングであるから、病院にも私にもどうしようもないことだ。
アイオワの次にランクした病院にマッチした。ピッツバーグの病院をふたつ受けたうち、いまの病院と提携しているほうではなく、いまの病院に去年までいた米国人医師が勤める病院である。わたしが見学したなかではもっとも面倒見がよい。program director、総合内科スタッフも見学・面接時から非常にwelcomeであった。市中心部から近い病院でもある。
ピッツバーグはいわずとしれた全米一住みやすい都市、そして日本人社会も確立されている。同じ職場には日本の方がいないというのもちょっと良い。それに、前の病院で出会い知遇を得ている「師」の米国人医師と近くで働けるのもうれしい。
とにかくこれで、マッチング生活は終わり。超特急に乗って米国で働く前から「時代の寵児」「鳴り物入り」になるのもうまくいかなかったらと不安であった。地に足着いた生活をして下積み生活+家庭生活を充実させたい。