1/22/2009

一安心

 年末に受けた試験の結果がメールで送られ、無事受かっていた。今回の試験は点数よりも受かることがまず大事で、二年目になるまでに合格しないとレジデンシーから下ろされてしまうものだったのでほっとした。Step1から約4年、これでアメリカの医師国家試験は終わりである。あとは内科学会の認定医試験などがある。
 試験は外来診療に重きが置かれており、検診(大腸カメラは何歳からするか、その結果に応じて何年おきにするか)やいわゆる生活習慣病(コレステロール、血圧、血糖、心臓病)がおおかった。また女性医療(経口避妊薬は誰に勧められるか、どんな副作用があるか、妊娠時の検診、更年期など)に関する問題も非常におおかった。
 試験は二日間で、択一が300問くらいと、シミュレーション試験(ゲームのように各症例に対して必要な検査や薬をオーダーして診断、治療していくというもの)があった。後者は、試験対策が不十分と心配していたが、日常診療をしていたことが十分対策になって、実際はあっという間に終わった。