9/09/2011

answering service

 いまの病院の内科レジデンシーは、レジデント達が昼間にレジデント用レクチャを邪魔されずに聞けるように、なんと秘書さんが講義室の前で聴講中のレジデント全員分のポケベルを預かり留守番係をしている。なんという素晴らしい仕組みであろうか。これでみんな講義に集中できる。本当に急用なら秘書さんがレジデントを呼んで対応させるのだろうが、そんなことは滅多にないのだから。秘書さんも、本を読んだりしてヒマにならないようにしている。
 こういう仕組みをanswering serviceといって、たとえば外来なども時間外に電話すると夜間対応の電話交換手につながり、彼または彼女が要件、かけ直してほしい番号などを書きとめて当直の医師や看護師をページする。外来によっては昼休みの時間もanswering serviceにつなげて、みんなが邪魔されずに昼ごはんを食べたりリラックスしたりできるようにしているところもある。ポケベルでも電話でも、ずっとONだとそれだけでストレスだから、こういうのはいいな。