4/03/2015

ABPP for PAL

 いま総合診療科にいるので、診療するのに使う知識が2011年まで遡る。それは、多くのことをすでに忘れているということを意味する。しかしmaintenance of certificationの意味でもここで忘れていたことを学び直し知らなかったことを学び続けることは有益だ。
 その一つに、PAL(persistent air leak)に対するABPP(autologous blood patch pleurodesis)があった。論文(Thorax 2009 64 258、Current Opin Pulm Med 2012 18 333)によれば、tetracyclineやtalcに比べて非侵襲的で気胸再発のリスクも低い方法だという。
 デメリットとしてchest tubeが細いと自己血が凝固して詰まって緊張性気胸を起こすことがあるので、前者の論文は生食フラッシュを薦めていた。また入れる血液の量は、最初の報告は50mlだったが、100mlのほうがより有効だそうだ。