8/01/2008

ドラマのような?

 初シフトを無事終えた。いきなり一員として働き出すのだから、考えてみると大したものとも思う。でもなかなか慣れないことが多かった。超緊急でもないかぎりは意外と時間がゆっくり流れる印象を受けた。逆にそれが、患者さんを待たせているようで心苦しくもある。とはいえ、少し急がされている感覚で動くので概ねよいと思われる。
 カルテは、主訴ごとに分かれたチェックシートのような紙に記載する。チェック項目のすべてを聞くことはできないし、その必要もないのであるが、記載漏れのようで後ろめたさを感じる。またアセスメントなどを記載する欄がほとんどなく「どう考えてどうなりました」と書けないので、やりっぱなしにしているような感覚に陥る。
 代わりに上級医、コンサルタントに対する要領を得た口頭でのプレゼンテーションが要求される。最初に方針に関わる重要な情報を伝えるのが役目で、検査や治療をさっさかオーダーし、そのあとどうなったか経過を報告するのが役目。それは日本でもどこでも同じだが、より口頭の役割が大きい印象だ。