8/07/2008

スタイル

 ああ救急だなあ、という指導医にであった。方針の決定に重要な情報を迅速に得て、方針が決まるや否や行動に移る。誰がどの患者を診ているかを瞬間に把握して、前倒しで様子をきいてくる。指導医がなかなかつかまらず相談できないことが、救急外来の律速段階だ。だからこの先生と働いていると、仕事が速い。
 仕事の速い先生と働いて、自分のスタイルをあわせると、自分も仕事の速いタイプになれる。日本での研修時代にも経験したことだ。私も、そっちのほうが好きである。まだこの先生が真の救急事態でどのように立ち振る舞うかは見ていないが、今後のシフトで一緒になったら自ら救急患者さんを選び働きぶりを体感してみようと思う。