それなりに殺伐した雰囲気の救急で、それなりに気分が荒むこともある。あとで相談すると決まって掛けられるのが、"Don't take it personally."という言葉だ。気にするな、あなた個人に向けられたものではないと。訳はわかるが、まだtake it personallyという具体的な意味がピンとこない。
とはいえ良いこともある。縫合した傷を翌日チェックしたら良い具合であったときなど。また仕事仲間と徐々に打ち解けたときなど。こちらで女性の看護師さんと接していると、同性の友達のような印象を受ける。堂々としているし、(私の思う)女性的なしぐさや言葉遣いがないせいかもしれない。