8/07/2010

Geriatrics

 Geriatricsは、医学のみならず看護、リハビリ、栄養、認知、眼・耳・歯・足・骨などのケアー、周囲の環境(家、家族サポート、地域サポート)、金銭面(Medicare coverage)など様々な角度から患者さんを診るのが特徴だ。しかも継続して診ることが何より重要だ。そして家や施設に往診などすると、バイタルサインも自分で取るし、入院患者さんの診療にくらべて身体所見に頼るウェイトが高い。全身状態、症状、それに背中の叩打痛から腎盂腎炎を疑い近くの病院ERに送ったりもした。治癒を目的にするというより「できるだけお家で生活できるようにする」とか「できるだけ現存機能を保持する」といったことが目標になる。自分にとって関心のあった新領域なので今は色々なことが分かって楽しい。