コンサートの翌朝、やはり私のクルマは頼もしく雪など無いが如く病院に到着した。しかし、ハイウェイが通行止めになったりしてこれない先生たちが続出した。結局、病棟チームのカバーで後輩の先生のサポート役として働く予定だったのが、チーム全員15人の患者さんを独りで診ることになった。少し時間はかかったが、短時間で患者さんを把握するのも訓練のうちであり、患者さんや病棟の皆にも感謝されたのでよかった。
病院からの帰りもスムーズだったが、いざ家の前まで来たら屋内駐車場への入り口が30cm以上の積雪でふさがっている。一気に疾走すれば大丈夫かと思ったらはまってしまった。ちょうど外に出てきた近所の方に手伝ってクルマを押してもらい、なんとか脱出することができた。少しでも雪深いところは、タイヤが嵌まるというよりもクルマが浮いてしまってタイヤが地に着かなくなるので注意が必要だ。それからは慎重に運転したので問題はない。