地域医療の月が終わった。外来診療をちゃんと勉強する機会が内科にいると余りない中、PCPの仕事ぶりを肌で感じることにより外来の要領がつかめた。それにより、自分自身の外来も時間内に必要な要素をいれてしかも患者さんを満足させることができつつある。何事もまず見て学び、やってみるのが早道である。長年フォローすることで得られる医師患者関係は、もはや絆と言ってもよく、一つの望ましい医師像をみた。またオフィスで一緒に働くMA(medical assistant, 診察前にバイタルサインをとるなどする医療助手)、医師達は家族のようで、人生そういうふうに過ごすのも生甲斐かもしれないなと思った。まだ先かな、もう少し転々として学び続けたい。