9/16/2008

当直のあらまし

 平日に朝から夕方まで入院患者さんを取るのがshort call。平日の夕方~翌朝、休日は朝から翌朝に入院患者さんを取るのがlong call(いわゆる当直)である。いずれも五日に一遍ある。short callは6人、long callは平日10人、休日14人までと決まっている。それ以上に来た新入院の患者さんは他のサービスが取る。Hospitalistとか、Night floatとか、色々ある。

 はやくに定数の患者さんを取ってしまったほうが、夜中に入院を取らずに済みラッキーである。とはいえ、cross coverの患者さんなど、夜間もそれなりにコールはあるが。全5チームのうち、当直のAチームは、B~Eチームの患者さんをカバーする。B~Eチームの医師は、帰る前に当直の者に申し送り(sign out)をする。

 さらに、全病棟とわず心肺停止など急変が起こるとCode pagerが鳴って、現場に駆けつけなければならない。当直医6-7名で構成されたチームの一員として蘇生などの対応にあたるのである(もっとも内科インターンはあまり手技などはしないようだが)。そんなわけでひっきりなしに呼ばれると一睡も出来ないようだ。今のところは寝られているが、どうなるものか。