生活をエンジョイするのもよいが、ふと「それでどうなるの?」と自問することがある。何かに発展していくこと、話が大きくなっていくこと、質が向上すること、なにかしらの展開を期待したい。ふと頭をよぎったのが「挑戦」の二文字。「挑戦して、失敗しても何かを得る、そんな人生」を歩みたい。飛び込み台に立っていると水が怖いけど、飛び込んでみたら爽快だったという様な経験をしてみたい。そう気づいて、今まで楽しんできたことの見方も変わった。料理するなら人を招きたいし、演奏するなら披露したい。
これから始まるフェローシップ応募準備も、Program directorとの面談で聞いたsobering(酔いが醒めるような、厳しい、真面目な)話では困難も予想される。カフカの『掟の門』でも言うように、掟の門は自分が乗り越えるもので、開くのを待っていても何も起きない。すべきことで出来ることをする、そしてそこから始める(go from there)。面談直後は友人によれば私は悲しい顔をしていたそうだが、いまは健全なfighting spiritが湧いている。