人と外国語と音楽が好きで、世界に通用する実力と癒やしをもったお医者さんを目指しています。国内外いろんなところでいろんな経験をしてきて、逆境も多かったけど、そのぶん得られたしなやかな強さと優しさをもって、周りの世界を少しだけ幸せにできたらなと思っています。
ある指導医が「私がフェローのころ、ある(高名な)先生は私が腎臓の聴診所見を記載するまで私のカルテにサインしなかった」と教えてくれた。移植腎の腎動脈狭窄を示唆する所見がないかを必ずチェックしろと言う意味だ。感度特異度が優れていないとはいえ、おっしゃる通りである。極論すれば、儀式的な肺の聴診よりも意義がある。ましてnativeとちがって移植腎は1個しかない。