3/13/2010

nocturnal

 Nightsのよいところは、意外にも時間があるところだ。独りで診療するので、入院時要約、指示などを書くのも速い。それで時間はあまるし、たいてい夜半を過ぎると病棟も落ち着いてくるので、いくつものことを同時にしなければならないという焦りがない。それでいくつかの臨床上の問題点について関連する文献を読み要約してカルテに記載したりもできる。他の多くの人はそんな暇があれば寝たいみたいだが、私は完全な昼夜逆転を達成しているのでその必要がない。
 おもしろい症例もあれからいくつかあった。たとえば重度腎臓病患者(CKD stage5)で数カ月前から治療薬を飲むのをやめてしまった人が足のむくみで来院し、大量の心嚢液貯留にともなう右心不全とわかった。先月面接で教わったEwart's signもみごとに陽性だった。ERもインターンも見落としていたのを私が発見し、翌朝のmorning reportで発表したら好評だった。