Reader's digestという日本のPHPに近い内容の雑誌があって、当直室にときどき置いてあるのを読む。近所づきあい、仕事、子育てなどをいかにうまくやるか、借金をどう減らすか、ストレスをどう減らすか、病気になったけれどもどうポジティブに受け止めたか、などの無名な人たちによる短い記事が集まってできている。それにちょっとした読者相談コーナー、wordpower(語彙クイズ)、ジョーク集などもある。病気の話などはなかなか感動的である。これくらいの英語ならすらすら読める上に、普通の人との会話にはこの程度の英語表現・語彙を駆使できたほうが(むしろ高尚な雑誌の言い回しなどよりずっと)理解されやすいので、年間購読が10ドルということもあり習慣的に読みつづけるかもしれない。