6/15/2015

憂い

 電車の人身事故といえば婉曲的だが、要は人の命が一瞬にして失われたということだ。病院で患者さんの病状をよくしようと臨床上の問題一つ一つに取り組んできた帰り道にこういうことに出くわすと、思わず「むごい!」という悲痛な声がでてしまう。都民は0.5票分の投票権しかないだけじゃなくて、溢れかえったホームすれすれを走る特急だの快速だのによって命までもがこんなにも簡単に奪われてしまうのだろうか。なんでホームにガードをつけないんだろう。そんなにお金が惜しいのか?いったいあと何人死ねば変わるんだろう。