7/27/2015

Dignity

 認知機能が重度低下して話がまったくできないような患者さん達を診ていると、人間の尊厳について考えさせられる。自分だったら、そうなる前に先のことを決めておければなと思う。精神科医のDr. Viktor E Frankl(写真)は"Everything can be taken from a man but one thing: the last of the human freedoms—to choose one’s attitude in any given set of circumstances, to choose one’s own way."という有名な一節を書いている。すべてを失っても、親切心、思いやり、優しさ、そして愛を与えることはできる。ただそれも、意識があればの話である。