今週で、いまのチームも解散である。新しいチームに、いまいる患者さんの病状を引き継がなければならない。通例、同じ学年どうしで引き継ぐので、私のcounterpartとなる人に引き継ごうと、いまの患者さん全員分の引継ぎ資料を作った。ところが、その人は来週は休暇でいなかった。なので引継ぎは、なし。数時間費やした多くの短編達も、まあ、意味ない。
しかし、いままで担当してきた患者さんの病歴やカルテを見直したり、問題点を再び抽出してそれぞれどこまで介入したかなどを見直すのは、よい振り返りである。また、ぱっと書ける人は、よく考え把握していた人で、書くのに時間かかる人は、把握が十分でなかった人かもしれない。
つねに、患者さんの病歴・問題点・どこまで進んでいるかなどを言える必要がある。米国の臨床研修が優れていることのひとつは、そのトレーニングを受けられることだと思う。米国人の先生と話していると、それを痛感する。実際、プレゼン、プレゼン、プレゼンである。