外国語を話す患者と家族の問診や診察は、Language Lineを使って行う。たいていはベッドサイドに置かれたビデオ画面・タッチパネルのついた端末を用いる(下図)が、より簡単には、自分のスマートフォン端末からLanguage Lineに電話すればよい。
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そのあとは、スピーカーをONにして、こちらから質問すると通訳がそれを伝え、患者が答えると通訳がそれを伝え(あるいは、その逆)・・という当たり前のやり取りが行われる。確実により時間がかかるが、それさえ我慢すれば文明の利器である。
なお、Language Lineは固有名詞であり、より正確にはLanguage Line Solutions社と言い、ベトナム戦争に海兵隊として従軍していたMichael McFerrinと、警察官のJeff Munksが1982年に移民支援のために始めた。現在は240か国語・9000人以上のスタッフを持つ、世界最大の通訳会社だ。